メキシコグルメ

La Bonvi実食レビュー|ポランコで人気の高級タコス、待ち時間やおすすめメニューも紹介

La Bonvi Polancoアイキャッチ画像
aguacate

メキシコシティのポランコにあるタコス店「La Bonvi(ラ・ボンビ)」に行ってきました。

La Bonviは、一般的なタケリアと比べるとちょっとお高め。

ミシュラン一つ星を獲得した「La Once Mil(ラ・オンセ・ミル)」の姉妹店で、看板メニューはピカーニャ(イチボ)のタコスです。

  • タコスにしては高いけど、そのぶん本当においしいの?
  • 人気店ならかなり待つ?
  • なんとなく敷居が高そうだけど、子連れでも大丈夫?

実際に行ってみると、店内は高級店というよりかなり賑やか。店員さんは英語でも対応してくれ、子ども用の椅子もありました。

タコスもおいしかったのですが、特に印象に残ったのが一緒に出てくるサルサ。

中でも黒いサルサがめちゃくちゃおいしくて、「これを食べるためにもう一回来てもいいな」と思ったほどです。

この記事では、メキシコに住んで1年以上の私が実際にLa Bonviを訪れ、待ち時間や店内の雰囲気、食べたタコス、英語が通じるか、子連れでも利用しやすいかなどをまとめます。

La Bonviはポランコにあるちょっと高級なタケリア

La Bonvi外観

La Bonviは少し高級路線のタケリアで、2026年のミシュラン一つ星を獲得した「La Once Mil(ラ・オンセ・ミル)」の姉妹店です。

どちらもシェフのCésar de la Parra氏が手がけています。

La Once Milよりメニューや価格帯の幅を広げた店として展開されています。

ポランコの店舗は2号店で、ロマス・デ・チャプルテペックのVirreyesに1号店があります。

肉、野菜、トルティーヤ、調理技術という基本部分の質を上げることに重点を置いているのが特徴です。実際にBlack Angusやアメリカ産牛肉の最高級グレードのプライムビーフ、和牛等が使用されています。

行列覚悟で行ったら、すぐ入れた

La Bonviの行列

平日の14時すぎ、すんなり入店

私と娘の2人で、平日の14時頃に到着。待っていたのは3人組が1組だけ。2人席が空いていたため、先にスルッと案内してもらえました。

14時はメキシコのランチタイムで混む時間帯です。行列覚悟で行きましたが、すぐ入れてラッキー。

15時頃に店を出ると、約45人待ちになっていました。ウェイティングリストのボードがあり、混雑具合の目安になります。

予約不可でオンラインでの順番受付もありません。

ベンチは約8人掛けのため、大半は立って待つことになります。(店内に待ち席なし)

レビューでは行列でも20〜30分で入れたとの報告が多く、回転は早そうです。

英語対応&ウェルカムModeloで、いきなりテンションが上がる

La Bonviの入口、緑のアーチ
Modelo Draft ウェルカムビア

外から緑のアーチをくぐり店内へ。異世界に来たぞ、というワクワク感が出て期待値が高まります。

すぐ店員さんに話しかけられ、スペイン語で何を言ってるのか聞き取れず戸惑っていると、「English?」と聞かれ、英語に切り替えてもらえました。

ウェルカムビールを飲むか尋ねられていたことが判明し、小さいグラスのModelo Draftがもらえました。

いきなりのサービスでテンションが上がります。ビールは待っているお客さんに配られることがあるようです。英語のメニューを手渡され、席へ移動します。

おしゃれだけど、静かにタコスを味わう店ではない

La Bonviの店内

明るくおしゃれな雰囲気

店内は自然光が差し込み、植物が多く、明るく洗練されたおしゃれな雰囲気です。

中央のあたりにトルティーヤを調理するコーナーがあり、焼いている様子を見ることができます。

トルティーヤを焼いているコーナー

向かいの娘とも声を張って会話

落ち着いた高級店を想像していたら、クラブかと思うほど賑わいがすごかったです。

音楽はかなり大きめ。向かい側の席の娘と会話をするにも、声を張らないと聞こえません。

入口付近は、通る人のお尻が隣席に当たるほど狭い

入り口付近はテーブルの間隔が狭いです。席を立つ人のお尻が、隣のテーブルに当たっていることもあり、私も出入りに気を遣いました。

店奥には丸テーブルが配置されていてゆとりのある席があります。テラス席も余裕がある感じでした。

声が小さい私の注文も、店員さんが根気よく聞いてくれた

店内は騒がしいものの、メセロ(席を担当する店員さん)が丁寧に注文を聞いてくれ好印象です。

聞き取りづらくても、こちらに身を寄せて、根気よく聞いてくれました。声が小さい私にはありがたい対応です。

もちろん英語でも注文ができます。

タコスより先にポテトチップスで4種類のサルサを味見

La Bonviの最初に出てくるサルサやポテトチップス

ライム味のポテトチップスが娘に大好評!?

まずサルサと一緒に運ばれてきたのはポテトチップス。最初からライムがかかっていてメキシコらしい味です。

お腹がペコペコ状態の娘が気に入り、バクバクと食べていました。(途中からライムは無いほうがいいと言い出しましたが)

レビューの写真を見ると、通常は赤いサルサがかけられた状態で出されるようです。子ども用に辛味なしにしてくれたんだと思います。

サルサは4種類

3種類のサルサ
緑のサルサ、Verde cruda con aguacate
Verde cruda con aguacate
La Bonvi サルサのメニュー
サルサのメニュー

サルサは4種類あります。それぞれの特徴を表にまとめました。

Chamuca negraが絶品だった

4種類の中で圧倒的に気に入ったのが、Chamuca negra de chiles toreados。

焼いて焦がした唐辛子の香ばしさと深いコクがあり、辛いのに止まらない!

正直、「このサルサを食べるためだけにまた来たい」と思ったほどです。

あまりーな
あまりーな

おいしすぎて最後の方は飲んでた笑

サルサは重ねて使うのがおすすめ

玉ねぎやパクチーの入ったVerde cruda con aguacateをベースとし、他のサルサを重ねてつけて食べるのがおすすめです。

お店のInstagramでは具材により2種類と1種類を使い分けている映像が見られました。

サルサはどれも辛い

少なくとも私には、4種類すべて辛く感じました。

辛さレベル★1のVerde cruda con aguacateですら、「全然辛くないじゃん?」と思いきや、あとからガツンと来ます。

La Bonviで実際に食べたもの

エンセナダのスパイシーマグロのトスターダ

マグロのトスターダ

TOSTADAS ATÚN SPICY DE ENSENADA — 150ペソ(約1,395円)

チポトレ(※1)マヨネーズとシラチャー(タイ発祥の辛いソース)を合わせたサルサと、ワカモレ風のサルサの上に、生の角切りマグロが贅沢に乗っています。

チポトレマヨネーズベースのサルサは、辛味が少なくほぼ普通のマヨネーズ味に感じました。辛いサルサを食べた後で味覚が麻痺していた可能性もありますが、本当にマヨネーズだなぁという味です。

温かくカリカリのトスターダ(※2)の上のマグロは生暖かくなり、これなら寿司が食べたいな…というのが本音です。そのままでも食べられますが、私は物足りずライムやアボカドのサルサを足しました。

※1チポトレ:熟したハラペーニョを燻製・乾燥させた唐辛子でスモーキーな香りが特徴。

※2トスターダ:カリカリにしたトルティーヤの上に具材をのせて食べるメキシコ料理。タコスよりもパリパリ食感が強く、丸めずに平たいまま食べる。

【看板メニュー】ピカーニャのタコス

ピカーニャのタコス

TACOS TROMPO PICAÑA ROSTIZADA — 120ペソ(約1,116円)

トロンポ(※3)でしっかり焼かれたブラックアンガス牛のピカーニャ(イチボ)を薄く切り、トルティーヤの上に乗せたシンプルなタコスで、お店の看板メニューです。

あまりにシンプルで、「え、これだけ?」と初見で戸惑いました。

辛味はなく子どもでも食べられます。

私が食べたものはしっかり火が入り、やや水分が少なく感じました。そのぶん、サルサとライムを合わせるといい具合に。

サルサはVerde crudaとChamuca negraを2種類使う組み合わせが、お店のInstagramを見るとよく使われています。

薄切りなのであっという間に口からなくなり、個人的には「肉を食べた!」という満足感はやや弱めでした。

※3トロンポ:味付けした肉を重ねて縦串に刺し、回転させながら焼く調理器具・焼き方のこと。表面の焼けた部分から薄く削ぎ落としてタコスに使う。

個人的に気に入ったのはアラチェラのタコス

アラチェラのタコス

ARRACHERA PRIME AL LEMON PEPPER — 135ペソ(約1,255円)

アラチェラは、日本でいうハラミに近い牛の横隔膜まわりの部位。赤身っぽい見た目だけど、やわらかくて肉の旨みが強いのが特徴です。肉厚のオニオンリングも乗っています。

アメリカ産牛肉の最高格付けPRIME(プライム)のアラチェラが使われています。

レモンペッパーとよく合い、やわらかくジューシーで値段に見合う高級感があります。

あまりーな
あまりーな

ピカーニャより肉を食べている満足感があり、私はアラチェラのほうが好みでした。

辛いものとスイカウォーターの組み合わせが最高

スイカウォーター

AGUAS FRESCAS Sandía — 75ペソ(約697円)

意外な伏兵はスイカウォーターです。

単体で飲むとかなり薄めのスイカで、物足りない味という印象。まさにスイカ風味の水。

しかし、辛いサルサと合わせて飲んだときの、すっきりした甘みと口に広がるフレッシュさが驚きのうまさ。

サルサの辛さが和らいで、無限にタコスを食べられそうな気がしました。

あまりーな
あまりーな

ドリンクメニューの一番上に君臨してる理由がわかった気がします。

※日本円は2026年8月の平均レート、1メキシコペソ=約9.3円で換算しています。

La Bonvi メニュー表、価格

La Bonviのメニュー表
La Bonviのドリンクメニュー表
ドリンクメニュー

2026年8月訪問時のメニュー表です。価格は変更される場合があります。

一般的なタコスは大体20〜30ペソ(約186〜279円)です。看板メニューであるピカーニャの場合、120ペソ(約1,116円)なので普通のタコスが4〜6個食べられる計算です。

正直「これがタコス?」となる人はいると思う

日本でよく見る「具がたっぷり入ったタコス」を想像して行くと、「え、肉だけ!?」と戸惑う人はいると思います。

La Bonviは、肉・トルティーヤ・サルサそのものを味わうタイプのお店。「シンプルすぎる」と思うか、「シンプルだからこそ違いがわかる」と思うかで、評価が分かれそうです。

子連れでも行きやすい

La Bonviのキャラクターのイラスト
La Bonviのキャラクター、マヤっぽい

La Bonviは子連れでも行きやすいお店だと思います。

しかし、店内の音量が大きくストレスを感じるお子様もいそうなので注意が必要です。

子連れでよい点
  • 子ども用シートがある(椅子にバンドで固定するタイプ)
  • サルサをつけなければ辛くないシンプルなタコスもある
  • ライム味のポテトチップスは娘に好評だった
  • トルティーヤを焼く様子を見られる
  • 店内に清潔感がある
  • 店員さんが親切
懸念点
  • 店内の音量が大きいので、騒がしい店が苦手な場合は注意
  • 狭い席もあるため、荷物が多い場合は少し大変そう
  • ドリンクグラスは背が高く、子どもには扱いにくそう

娘がポテチやタコスを勢いよく食べているのを見た隣のおじいちゃんに「Come bien」と話しかけられました。おそらく、よく食べるね〜という意味です。

メキシコでは娘と一緒にいると、店員さんや周りのお客さんに気さくに話しかけてもらうことがよくあります。

La Bonviにもう一度行きたいか?

La Bonviの皿
  • とにかくサルサのChamuca negra がおいしすぎたので、また味わいたい
  • 次回はフィッシュタコス・エビのタコス等の海鮮系タコスを食べてみたい
  • 和牛のタコスも気になる
  • 行列も20〜30分なら我慢できそう

というわけで、ぜひ再訪したいと思うタケリアでした。

行列や店内の賑やかさも含めて、ポランコらしい“ちょっと特別なタコス体験”をしてみたい人には、候補に入れていいお店だと思います。

La Bonvi Polancoの店舗情報

店名La Bonvi- Polanco
Instagram labonvi.mx
住所Googleマップ Anatole France 139, Polanco, CDMX
営業時間月〜金:12:00〜23:30
土日:11:00〜23:30
予約の可否不可
支払い方法クレジットカード可
予算300〜800ペソ
訪問日2026年8月

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あまりーな
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メキシコシティ在住。夫の海外赴任をきっかけにメキシコ暮らしをスタート。 日本に帰りたくなる日も、メキシコを満喫する日もありつつ、 暮らしのリアルや、おすすめスポット、健康・美容のことを発信しています。
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